
[28日 ロイター] - 米ツイッターを買収した実業家イーロン・マスク氏は28日、米アップルがアプリ配信サービス「アップストア」からツイッターを締め出すと警告したと非難した。
マスク氏は一連のツイートで、アップルがツイッターへの広告を取りやめたほか、コンテンツモデレーションを巡る要求でツイッターに圧力をかけていると明らかにした。
マスク氏は「アップルはツイッターへの広告をほぼ停止した。米国における言論の自由を嫌っているのか?」とツイート。別のツイートでアップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)のツイッターアカウントをタグ付けし「一体、何が起きているのだ?」と書き込んだ。
このほか、アップルがアップストアからのツイッターの締め出しを警告したり、コンテンツモデレーションを巡る要求を行っているかとのユーザーの質問に対し、「イエス」と答えた。
ロイターの取材に対し、アップルからコメントは得られていない。
シカゴ大学法科大学院のランダル・ピッカー教授は「この考えがアップル社内で、どの程度まで浸透しているのか分からない。それが分からなければ、この件をどれだけ真剣に受け止めればよいのかも分からない」と述べた。
広告調査会社のパスマティクスによると、アップルが11月10─16日にツイッターへの広告に費やした費用は推定13万1600ドル。マスク氏によるツイッター買収完了の前の週に当たる10月16─22日の22万0800ドルから減少した。
マスク氏によるツイッター買収を受け、多くの企業がツイッターへの広告を停止している。
マスク氏はまた、アップルがソフトウエア開発者に最大30%のアプリ内課金手数料を課していることなどに対する一連の不満もツイート。手数料を支払うくらいならアップルと「戦争してもいい」と示唆する投稿を行った。
手数料は広告主流出による損失を補うため、ツイッターのサブスクリプション収入を増やそうとするマスク氏の取り組みを圧迫する可能性がある。
調査会社クリエイティブ・ストラテジーズのコンシューマーテクノロジー部門トップ、ベン・バジャリン氏は、アップルが行っている通常のアプリ審査プロセスをマスク氏が深読みし過ぎている可能性があると指摘。「アップルのアプリ審査は決して完璧ではなく、開発者にとっては一貫して不満の溜まるプロセスだが、私が聞いたところでは双方向の対話形式を取っている」と語った。
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