■マレーシア企業、イタリア企業とのプロジェクトとし国際的な広がりなど期待
ユーグレナ<2931>(東証プライム)は12月15日、一段と出直って始まり、午前9時30分にかけては9%高の1038円(89円高)まで上げ、今年8月29日以来、3ヵ月半ぶりに1000円台を回復している。14日付で、「マレーシアにおけるバイオ燃料製造プラントの建設・運営プロジェクトを共同検討」と発表し、買い材料視されている。マレーシア企業、イタリア企業とのプロジェクトとしたため、国際的な広がりなどへの期待が強いようだ。
発表によると、バイオ燃料製造プラントは、シンガポールと接するジョホール州の東南アジア最大級の製油所・石油化学コンプレックス内での建設を予定する。3社は現在、本プロジェクト実現に向けた技術的・経済的な実現可能性評価を共同で実施しており、2025年中の本商業プラント完成を目指して、23年中に3社間で最終的な投資決定を行う見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)