サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

午前の日経平均は小反落、FOMCを控え一進一退 個別物色が活発化

発行済 2023-01-31 12:04
更新済 2023-01-31 12:09
© Reuters. 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比3円81銭安の2万7429円59銭と、小幅に反落した。写真は東証、2020年10月撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 31日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比3円81銭安の2万7429円59銭と、小幅に反落した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や米連邦準備理事会(FRB)議長会見を日本時間の明後日未明に控える中、前日終値を挟み一進一退となった。一方、決算を手掛かりにした個別物色は活発だった。

日経平均は小高く始まった後、一時60円高に上値を伸ばした。ドル/円が前日より円安に振れていたことを支えに、輸出関連株を中心に買いが先行した。その後は徐々に上げ幅を縮小し、前日終値を挟んだ一進一退に移行した。前日の米株安や、為替がやや円高方向に揺り戻したことが重しになり、一時54円安に下落した。

FOMCなどのイベントへの警戒感がくすぶり「とりわけ、きょうとあすは動きにくい」(国内証券のストラテジスト)という。一方、決算を受けた個別物色が活発化。市場では「好決算銘柄が強さを維持しているほか、さえない決算で売られた銘柄も短期間で値を戻しており、耐性が感じられる」(岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長)との見方が聞かれた。

© Reuters. 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比3円81銭安の2万7429円59銭と、小幅に反落した。写真は東証、2020年10月撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

TOPIXは0.04%高の1983.19ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆2763億0200万円だった。東証33業種では、値上がりは電気・ガス業やパルプ・紙、水産・農林業など21業種で、値下がりは銀行業や鉱業、石油・石炭製品など12業種だった。

個別では、好決算を発表した中部電力やオリエンタルランドが買われた一方、見通しが市場予想を下回ったキヤノンは売られた。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1214銘柄(66%)、値下がりは561銘柄(30%)、変わらずは60銘柄(3%)だった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます