[ベルリン 8日 ロイター] - 米半導体大手インテルはドイツ東部ザクセン・アンハルト州マクデブルクで計画する半導体工場の建設について、必要な政府補助金は約100億ユーロ(107億4000万ドル)に上るとの新たな算定結果を独財務省に提示した。独経済紙ハンデルスブラットが8日、政府筋の話として伝えた。
インテル広報担当は報道された額についてはコメントを控え、「グループは費用の差を埋めるために政府側パートナーと緊密に協力している」と述べた。
ハンデルスブラットによると、同社はエネルギー費用の高騰と、当初計画よりも先進的な技術を採用したいとの理由で、既に承認された補助金68億ユーロ(73億ドル)を上回る新たな資金需要が生じていると説明した。