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サンワテクノス Research Memo(13):中長期のテーマとして財務指標の改善を図る施策に注目

発行済 2015-06-10 09:39
更新済 2015-06-10 10:00
サンワテクノス Research Memo(13):中長期のテーマとして財務指標の改善を図る施策に注目
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■業績動向と財務分析 (3)財務分析 サンワテクノス (TOKYO:8137)のROE(自己資本当期利益率)は、2015年3月期は前期から1%ポイント低下して12.2%となった。
8%~9%とみられる日本の上場企業の平均値を超えているのは評価できるが、トレンドラインは右肩下がりになっているため、その意味では改善努力が期待されるところだ。
2016年3月期について、会社業績予想と弊社によるバランスシート項目の推測値(推測方法は下表参照)を用いてROEを試算したところ、11.1%となった。
増配が予定されているものの、自己資本の増加率が当期利益の増益率を2倍以上上回ると推測されることが直接の要因だ。
増配は自己資本の伸びを抑制し、ROEを高める方向に働くが、増配だけでROEを高めるというのは現実的な方策ではない。
むしろ、総資産の伸びを抑制して資金を捻出し、自社株買いに踏み切る方が効果は大きいであろう。
しかし、利益の成長と適切な自己資本の拡充によってROEが上昇することが最も理想的だと弊社では考えている。
同社は、売上高においてまだまだ成長余地が大きく、それに伴い利益の着実な成長が期待できる。
一方で、現状は配当性向が15%と比較的低く、今後引き上げ余地が大きいと思われる。
いずれにしても、同社の選択肢は多く、今後どのような施策で財務指標の一段の改善を図っていくのか中長期のテーマとして注目されるところだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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