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過去の同社の配当の推移を見ると、そうした基本姿勢を着実に遵守し、多少の利益の変動はもちろん、リーマンショック時の赤字転落の際にも、前期並みの配当維持を行ってきたことがわかる。
その間、利益成長を反映して、時機に応じて増配も成されてきている。
そうした同社ではあるが、ここにきて利益の成長に応じた柔軟な動きも見せている。
2015年3月期は前期比4円増配し、26円配当とした。
配当性向は15.1%となった。
2016年3月期はさらに2円増配の28円を予定している。
予想配当性向は16.1%となる。
同社の業績は、派手さはないが着実に右肩上がりで推移しており、こうした増配の動きは今後も続くと期待される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)