(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 8763.06(‐1.43)
前営業日終値 8764.49(+1.36)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 1860.13(+17.73)
前営業日終値 1842.40(‐7.02)
S&P総合500種<.SPX>
終値 942.43(+3.29)
前営業日終値 939.14(‐0.95)
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[ニューヨーク 9日 ロイター] 米株式相場はナスダックとS&Pが上昇。半導体
大手テキサス・インスツルメンツ(TI)
とが支援材料となった。
TIは6.3%急伸。第2・四半期の利益と売上高の予想を上方修正し、半導体市場の
需要改善を示唆したことが好感された。
フィラデルフィア半導体株指数<.SOXX>は4.5%上昇。
DAデビッドソンの市場ストラテジスト兼リテールリサーチ部門ディレクター、フレッ
ド・ディクソン氏はTIの業績見通しについて「半導体市場に底が形成されつつあり、改
善の兆しが見られるとしたインテルの見通しに続くものだ」とし、「ハイテク機器の受注
が上向き始めていることを示唆している」と述べた。
この日の相場は、米財務省が大手銀行10行に対し総額680億ドルの公的資金返済を
認可したと発表したことを受けて序盤に上昇したが、当該資金は政府に返済するよりも企
業や消費者向け融資に充てたほうが景気押し上げに有効との見方に圧迫され、急速に下げ
に転じた。
ダウ工業株30種<.DJI>は1.43ドル(0.02%)安の8763.06ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は17.73ポイント(0.96%)高の1860.13
。
S&P総合500種<.SPX>は3.29ポイント(0.35%)高の942.43。
原油高を材料にエネルギー株が上昇。この日のニューヨーク・マーカンタイル取引所
(NYMEX)で原油先物
を終えた。石油サービス株指数<.OSX>は2.2%高。
3年債入札は堅調な結果に終わり、借り入れコスト上昇への懸念が後退した。ただ、今
週は10年債と30年債の入札も控えており、懸念が再燃する可能性もある。
ボーイング
エンジン部門が今年の受注について、50%落ち込むとの見通しを示したことが圧迫材料
となった。GEは0.07%上昇した。
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