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GセブンHD Research Memo(4):オートバックス関連の4月売上は好調、16/3期は大幅な増収増益を見込む

発行済 2015-06-17 16:10
更新済 2015-06-17 16:33
GセブンHD Research Memo(4):オートバックス関連の4月売上は好調、16/3期は大幅な増収増益を見込む
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■決算動向 (2) 2016年3月期業績見通し G-7ホールディングス (TOKYO:7508)の2016年3月期の連結業績は、売上高が前期比13.3%増の100,000百万円、営業利益が同60.4%増の3,700百万円、経常利益が同59.2%増の4,000百万円、当期純利益が同65.0%増の2,100百万円を見込む。
同数値は中期経営計画として同社が掲げた数値と同水準となっている。
計画達成のカギを握るのは主力事業であるオートバックス、業務スーパー事業となる。
事業別の見通しは以下のとおり。
○オートバックス・車関連事業 2016年3月期のオートバックス・車関連事業の売上高は、前期比17.8%増の39,000百万円と2ケタ増収を計画している。
オートバックス関連の新規出店数を15拠点程度と前期の3拠点から大幅に増加するのが主因となっている。
オートバックスのほか、ガソリンスタンドのオートバックス・エクスプレス、鈑金・塗装のBPセンターなどの拠点を拡大していく。
現状はエクスプレスの3拠点が確定しており、残り12拠点についてはM&Aも含めて今後、探索していく計画となっている。
利益面では新規出店に伴う経費増があるものの、既存店舗の収益力強化によって増益を見込んでいる。
「経費削減、一人当たり生産性向上、適正在庫」の実践を継続していくほか、感謝祭やG-7モールフェスティバル等のイベント開催を積極的に行っていくことで、売上を拡大していく。
また、販売価格の維持にも引き続き取り組んでいくほか、高付加価値サービス(鈑金・塗装、車検サービスなど)の売上構成比を現状の20%から引き上げていくことで、収益性の向上を進めていく。
4月の滑り出しに関しては消費マインドの改善もあり、売上高が2年前の水準を上回るなど好調に推移した模様だ。
なお、海外では第4四半期(2016年1月−3月期)にマレーシアでオートバックス、バイクセブンを各1拠点ずつ出店する予定。
ベトナムでも良い立地場所が確保できれば進出していきたい考えで、2016年以降多店舗展開を進めていく予定だ。
○業務スーパー・こだわり食品事業 業務スーパー・こだわり食品事業の売上高は前期比10.6%増の58,000百万円を見込む。
このうち、主力の業務スーパー事業の売上高は、同12.3%増の53,000百万円となる見通しだ。

新規出店数ペースを前期の6店舗から10店舗に加速していくほか、既存店売上高も前期比2%増と堅調推移を前提としている。
一方、2016年3月期より食品事業と国内飲食店事業を統合したG7ジャパンフードサービスの売上高は5,000百万円を見込んでいる。
引き続きこだわり食品の取引先拡大や新商材発掘による収益拡大を見込んでいる。
また、農・水・畜産物のアジアへの輸出にも今後取り組んでいく方針であり、2016年3月期は取引先ルートの開拓に注力する1年と位置付けている。
○その他事業 その他事業に関しては、増収増益を見込んでいる。
「めぐみの郷」事業に関しては、関西で数店舗出店するほか、全国ではパートナーショップ契約による多店舗化を進めていく方針。
FC契約ではなく、契約時の加盟金のみの収入となるため、直接的な業績へのインパクトは軽微となる。
ただ、調達ネットワークを全国に拡大することで、天候不順の際などに懸念される「めぐみの郷」店舗における商品の欠品リスクが軽減できるものとみている。
第1弾のライセンス契約先として、2015年2月に宮城県の(株)ふるさとファームと契約を締結している。
今後、宮城県内に「めぐみの郷」店舗をオープンする予定のほか、東北エリアから新鮮・安全な青果物を関西エリアの「めぐみの郷」店舗に供給することも視野に入れている。
また、関東エリアにおいても、パートナーショップ契約の交渉が複数の企業と進んでおり、パートナーショップ契約先が増加していくものと予想される。
また、海外事業(飲食店、食品の輸出入、アグリ事業など)に関しては売上高で15~20%程度の伸びを見込んでいるものの、新規出店など先行投資負担の増加により営業赤字が継続するものと見込んでいる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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