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ルネサスエレ社製の集積回路(マイコン、ロジックICなど)を主体に、半導体素子(トランジスタ、ダイオードなど)や表示デバイス(LCDパネルなど)、一般電子部品などを扱っている。
同社が扱うこれら商材の仕入先と販売先には特徴がある。
取扱商品の70%以上が集積回路であり、これらは主にルネサスエレ社製であるため、仕入先構成比としてルネサスエレ社が82%を占めている。
残りは日立グループとCSB(仕入先としてルネサスエレ社と日立以外の企業を指す)であり、製品分類としては表示装置や基板、電池モジュールなど様々なものがある。
またCSBの仕入先は外国企業が多い。
販売については業種別内訳が開示されている。
同社の販売先は日系企業主体で、非日系企業向け売上高はほとんどない。
業種的には自動車分野の45%と産業分野の37%が2大双璧で、同社の業績に占める割合が高い。
民生・OA・通信分野は15%で、残り3%はアミューズメントだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)