![](http://c1308342.cdn.cloudfiles.rackspacecloud.com/news_providers_logos/fisco_s.png)
しかし日立が半導体事業を分社化した現在では、仕入先よりも販売先としての関係の方が濃くなっていると言える。
日立グループには自動車関連事業を担う中核企業として日立オートモティブシステムズ(株)(以下、日立AMS)が存在している。
日立AMSは同社の単一最大顧客であり、自動車用半導体の販売先として最も大きい存在となっている。
ルネサスイーストン (TOKYO:9995)は「コンセプト−イン」活動という提案営業に力を入れている。
これはLSI開発やソフト開発、技術サポートなどの強みを生かしながら、顧客の製品開発の企画・設計段階から参画しサポートし、最適の商品を提案する営業形態だ。
同社は約140名の技術系営業部門を中心にコンセプト−インに取り組んでいる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)