[東京 3日 ロイター] - 自転車販売のあさひは3日、株主優待制度を廃止して配当による利益還元に集約すると発表した。これまで販売店で使える優待券を提供してきたが、2023年2月現在の株主への提供を最後とする。今後は、配当性向35%を目安に継続的な配当を実施することを基本方針とし、期末配当に加えて中間配当を行う方針という。
あさひは、株式投資の魅力を高め、中長期的に保有する株主の増加を促進する目的で、2007年から優待制度を実施してきた。
あさひの株主優待を巡っては、株主優待投資で有名な桐谷広人氏が自転車購入に使うなど、最近でもおすすめ銘柄として取り上げていた。