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リニューアブルJ Research Memo(4):中期経営計画初年度となる2023年12月期は増収及び黒字転換を見込む

発行済 2023-04-20 16:04
更新済 2023-04-20 16:15
© Reuters.
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*16:04JST リニューアブルJ Research Memo(4):中期経営計画初年度となる2023年12月期は増収及び黒字転換を見込む ■今後の見通し

● 2023年12月期の業績見通し
リニューアブル・ジャパン (TYO:9522)の2023年12月期の連結業績は、売上高で前期比50.7%増の26,700百万円、営業利益で同156.0%増の3,300百万円、経常利益で1,200百万円(前期は1,360百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益で750百万円(同1,526百万円の損失)となる見通し。
自社保有発電所の一部を売却予定であることから大幅な増収を、前期に発生したTOB関連費用の剥落により経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益の黒字転換を見込んでいる。


開発した発電所を自社保有して安定的な売電収入を得ることに加え、発電所の一部を私募ファンド等に売却することでバランスシートをコントロールしつつ、その売却収入を再投資資金として新たな開発を行う循環モデルにより成長を加速させる。
加えて、売却先ファンドのAM業務や、O&M業務を受託することで、安定的なストック収益を確保していく。
O&M事業については外部受注の拡大を進める方針だ。


国内再生可能エネルギー事業では、循環モデルを推進することで、自社保有発電所の設備容量を前期末比0.2MW増の325.8MWと見込んでいる。
海外再生可能エネルギー事業では、継続して発電所を取得する予定のため、設備容量は同140.8MW増の170.4MWとなる見通し。
O&M事業は、前期に好調だった外部受注の拡大を目指す。
2023年2月には、技術力やマネジメント能力の向上を目的としたO&M技術者教育制度「RJアカデミー」を開校しており、内製化を推進することで業績への貢献が期待できる。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)

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