[2日 ロイター] - 米半導体大手アドバンスト・マイクロ ・デバイセズ(AMD)が2日に示した第2・四半期の売上高見通しは、パソコン(PC)市場の低迷を背景におおむね予想を下回った。
第1・四半期決算もPCおよびデータセンター向け半導体の売上高が市場予想を下回り、株価は引け後の取引で6%超下落した。
ただ、リサ・スー最高経営責任者(CEO)はAMDのPC向け事業と業界が第1・四半期に底入れしたとし、今年後半の成長に自信を示した。
また「第4・四半期にはクラウドAI(人工知能)顧客からの売上高が増え始め、2024年にはより大きな意味を持つようになる」とし、AI関連機会の多くを獲得することが自社にとって成功を意味すると述べた。
第2・四半期の売上高見通しは約53億ドル(プラスマイナス3億ドル)。リフィニティブがまとめたアナリスト予想は54億8000万ドルだった。
第1・四半期の売上高は53億5000万ドル。予想は53億ドルだった。