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ハピネット Research Memo(1):玩具、映像音楽ソフト、ゲームなどの卸売りで業界トップ

発行済 2015-07-09 16:08
更新済 2015-07-09 16:33
ハピネット Research Memo(1):玩具、映像音楽ソフト、ゲームなどの卸売りで業界トップ
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ハピネット (TOKYO:7552)の主要事業は、玩具や映像音楽ソフト、ビデオゲーム(ハードとソフト)、アミューズメント商品などの卸売りである。
仕入れ先約700社、販売先約1,500社と取引のある業界トップクラスの企業である。
バンダイナムコホールディングス (TOKYO:7832)の関連会社だが、バンダイ以外の製品も幅広く取り扱っている。
2015年3月期の連結業績は、売上高217,232百万円(前期比5.0%増)、営業利益5,056百万円(同30.0%増)、経常利益5,124百万円(同30.8%増)、当期純利益4,049百万円(同64.2%増)となった。
主力の玩具事業が「妖怪ウォッチ」のヒットなどにより好調に推移したことに加え、ビデオゲーム事業も在庫整理が進んだことから増益となり全体の大幅増益に寄与した。
2016年3月期の連結業績は、売上高200,000百万円(前期比7.9%減)、営業利益4,500百万円(同11.0%減)、経常利益4,500百万円(同12.2%減)、当期純利益3,000百万円(同25.9%減)が予想されている。
2015年3月期が好調であったことから減益予想となっているが、今後のヒット商品や年末商戦の動向次第では、通期予想が上方修正される可能性もありそうだ。
中長期的には、少子化による玩具市場やゲーム市場の縮小、ネット配信による映像音楽市場の縮小が予想されるなかで、同社は流通事業でのシェア拡大、周辺商材の取扱い拡大、メーカー事業での集中と選択、更なるコスト削減などによって成長を維持する計画だ。
少子化が懸念される市場の中の勝ち組として、同社の今後に注目する必要がありそうだ。
■Check Point ・豊富な仕入れ先と販売先が強み、バンダイとも太いパイプを持つ ・「妖怪ウォッチ」などのキャラクター商材が好調で増収増益 ・アミューズメント事業では単品管理システムを導入 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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