[ニューヨーク 30日 ロイター] - 30日に時価総額が一時1兆ドルに到達した米半導体大手エヌビディア。第1・四半期のヘッジファンド提出書類によると、オーストラリア上場のブティック型投資会社GQGパートナーズなどが恩恵を受けた可能性がある。
その後に株式の買い増しや売却を行った可能性があるため、現在の保有状況を反映していない可能性はあるものの、この書類はヘッジファンドなどのポジションを知る数少ない方法の一つとなっている。
フロリダに拠点を置くGQGは第1・四半期にエヌビディア株820万株を購入。23億ドルで取得したこの株式の価値は現在33億ドルと、約45%増えた。前四半期にはGQGのポートフォリオにエヌビディアは含まれていなかった。
GQGからは今のところコメントを得られていない。
タイガー・グローバル・マネジメント、ウェリントン・マネジメント・グループ、ムーア・キャピタルも第1・四半期にエヌビディア株を取得した。