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決算発表がピークを迎えるなか、好業績銘柄への物色が中心になりやすいが、一方で見極めムードも強まりやすい。
週末要因のほか、明日には中国で政府版の7月製造業PMI、7月非製造業PMIの発表が控えている。
上海指数は小安く推移していることもあり、オーバーナイトのポジションは取りづらいところである。
また、好業績銘柄についても、再評価、若しくは織り込み済みとの判断は難しい面はある。
そのため、富士フイルム (TOKYO:4901)などの、寄り付き後も堅調な値動きをみせている銘柄に継続的に資金が向かいやすいだろう。
昼休み中に帝人 (TOKYO:3401)や海運株の決算が発表されている。
短期筋の値幅取り狙いの資金が向かいそうだが、見極めも必要であろう。
(村瀬 智一)