(TYO:9984) ソフトバンクG 6660 +92大幅続伸。
ソフトバンクG傘下の半導体設計会社、英アームが21日、米ナスダック市場に上場を申請。
想定時価総額は約8兆8000億-10兆2400億円とみられ、今年で最大の新規株式公開案件になる見通し。
前日は生成AI関連の筆頭格とされる米半導体エヌビディアが23日の決算を前にした期待から8%と急伸。
AIアプリ向けチップで成長が見込まれるアーム上場にも期待が高まり、ソフトバンクGの株価上昇に寄与した。
(TYO:2670) ABCマート 8117 +9一時大幅続伸も伸び悩んでもみ合い。
前日に業績予想の上方修正を発表。
営業利益は440憶円から507憶円に引き上げた。
市場予想を25億円ほど上回っている。
経済再開やインバウンド需要の回復に加えて高付加価値商品の販売増加による平均単価の改善が奏功。
店舗とECのシステム統合による販売機会ロスの削減なども寄与した。
一方、月次動向で好調な業績は概ね織り込み済みと思われ、株価は伸び悩んでいる。
(TYO:7716) ナカニシ 3480 +75大幅続伸。
前日大引け後、23年12月期業績予想の上方修正を発表。
営業利益は従来予想の159.72億円から166.18億円に増額。
米デンタルチェアメーカーで持ち分法適用関連会社である米DCIインターナショナル社を完全子会社化するのに伴い、10月からDCI社の業績を連結業績に統合するようだ。
第2四半期以降の為替レートは前回発表予想から変更なく、1ドル=135円99銭、1ユーロ150円59銭を想定。
(TYO:9830) トラスコ中山 2460 +120大幅続伸で年初来高値更新。
三菱UFJモルガンスタンレー証券では投資判断を「Overweight」継続、目標株価を4100円から5200円に引き上げた。
大型自動化投資一巡で売上成長が利益成長につながりやすい収益構造になると考えているほか、インフレ時に強いビジネスモデルという優位性などを評価。
また、23年12月期以降も最高益更新局面は継続すると見込み、依然として株価にはアップサイドがあると分析。
(TYO:7545) 西松屋チェ 1686 -34伸び悩んで反落。
前日に月次動向を発表。
8月既存店売上高は前年同月比5.1%の増加と4カ月連続で前年同月を上回り、伸び率が1%未満だった6月と7月から加速した。
客足については6か月ぶりにプラスに転換した。
気温の高い日が続き、夏物衣料や水遊び用品の売上が大きく伸びたほか、インターネット販売も好調だった。
ただ、株価は年初来高値圏で推移していたこともあり、短期的な出尽くし感が先行している。
(TYO:9039) サカイ引越 4675 -455大幅続落。
前日に既存株主による株式の売出しを発表。
売出株式数は69万6000株で、上限10万4000株のオーバーアロットメントによる売出しも発表。
今期第1四半期末時点の発行済み株式数に対する割合は3.78%に及び、目先の需給悪化を警戒した売りが優勢になっている。
売出価格は8月29日から8月31日までの間に決定する予定。
ほか、9月30日を基準日とする1対2の株式分割も発表している。
(TYO:7611) ハイデ日高 2706 +129大幅続伸。
業績予想の上方修正を発表。
営業益は30億円から41.5億円へと引き上げた。
市場予想を11億円ほど上回り、好感される形に。
値上げで客単価が改善したほか、価格改定実施後も客足は順調。
コロナ前にあった仕事帰りの夜飲み需要も回復してきているようで、営業時間の延長も奏功しているもよう。
さらに、IT化推進や人員適正配置による店舗効率化を背景に食材価格や光熱費などのコスト上昇にも対応できている。
(TYO:7128) フルサト・マルカHD 2714 +239急伸。
前日に発行済株式総数に対する割合6.3%に相当する160万株(40億円)を上限とする自社株買い実施を発表。
キャッシュアロケーション方針に基づき、人財投資や株主還元強化のほか、戦略的なM&A・資本提携の一部として活用するためとしている。
取得方法は市場買い付けと立会外買付取引による買い付けとなる。
同社は本日自己株式立会外買付取引による買い付けを実施し、113万3500株を取得した。
(TYO:3778) さくら 1239 +57急伸。
前日に、GPUクラウドサービスへの追加投資を発表。
経産省による「クラウドプログラム」供給確保計画の認定を受けて、同社は来年1月以降、GPUクラウドサービスの提供開始を予定。
これに伴い、今期は32億円、来期は78.5億円の投資を行う。
当初計画を大きく上回る引き合いがあるため、前倒しで機材投資を行い、需要に対応できる計算資源を整備していく。
同供給確保計画認定により、投資額の半分を政府が支援。
(TYO:5885) ジーデップアドバンス 10430 +1500ストップ高。
前日にエヌビディア製プロフェッショナルグラフィックスカード新製品の受注を開始したと発表。
同社は、エヌ社のパートナーネットワークにおいて最上位のエリートパートナー。
今回、AIワークステーションやGPUサーバーなどにおいて最新のNVIDIA RTXTM Ada世代GPUを搭載したモデルを順次販売開始する。
同社は、24年5月期営業益は前期比14.0%増の6.34億円と伸びを見込む。