プレミアムデータをご提供:最大 50% 引きでInvestingPro特別セールを請求する

午前の日経平均は反発、3万3000円回復 米利上げ見送り観測受け

発行済 2023-09-14 12:01
更新済 2023-09-14 12:09
© Reuters.  9月14日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比342円49銭高の3万3049円01銭と反発した。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮影(2023年
JP225
-
TOPX
-
8035
-
6857
-

Nobuyo Saito

[東京 14日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比342円49銭高の3万3049円01銭と反発した。8月の米消費者物価指数(CPI)の結果を受け、米連邦準備理事会(FRB)が来週の会合で金利を据え置く可能性が強まったことで、東京市場でも買いが優勢となった。株価は9月7日以来1週間ぶりに3万3000円を回復した。

日経平均は219円高と堅調なスタート。その後も上げ幅を拡大し、株価は一時、前営業日比379円高の3万3085円86銭まで上昇した。原油高を背景にエネルギー株が買われたほか、米ハイテク株高を受け、指数寄与度の高い半導体関連株の上昇が目立った。

© Reuters.  9月14日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比342円49銭高の3万3049円01銭と反発した。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

東海東京調査センターの中村貴司シニアストラテジストは「米CPIを無難に通過し、米長期金利が低下したことで、東京市場でもグロース(成長)株が堅調で相場をけん引した」との見方を示した。ただ、心理的節目の3万3000円を超えると利益確定売りも出やすいほか、来週には連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、後場にかけてさらに上値を追う展開にはなりづらいのではないか、とみている。

TOPIXは0.69%高の2395.17ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆8345億8400万円だった。東証33業種では、値上がりは石油・石炭製品や鉄鋼、精密機器など29業種で、値下がりは空運やゴム製品、海運など4業種だった。

個別では、東京エレクトロンが3.3%高、アドバンテストは1.4%高だった。2024年7月期の業績見通しが好感された鳥貴族は4.6%高で、年初来高値を更新した。一方、第3・四半期の営業赤字が嫌気されたエイチ・アイ・エスは6.3%安だった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます