[27日 ロイター] - 米新興電気自動車(EV)メーカー、ルーシッド・グループは27日、サウジアラビア西部ジッダに初の海外工場を開設したと発表した。
当初は高級セダン「ルーシッド・エア」を年5000台生産。将来的に生産能力を年15万5000台に引き上げる。
ルーシッドは昨年、ジッダ工場の建設計画を公表し、サウジが今後10年にわたり最大10万台を購入することで合意したと明らかにした。
ルーシッド株の60%余りを保有するサウジの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)は5月、ルーシッドの増資にあたり18億ドルの引き受けに合意した。
報道によると、米EV大手テスラもサウジでの製造工場建設について初期段階の協議を行っている。