プレミアムデータをご提供:最大 50% 引きでInvestingPro特別セールを請求する

午前の日経平均は小幅続落、週末の手じまい売りや需給要因で

発行済 2023-09-29 12:09
更新済 2023-09-29 12:18
© Reuters.  9月29日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比36円28銭安の3万1836円24銭と、小幅に続落した。写真は都内にある東京証券取引所で2011年3月撮影(202
TOPX
-

[東京 29日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比36円28銭安の3万1836円24銭と、小幅に続落した。朝方は米国市場で長期金利や原油価格の高止まりへの過度な警戒感が和らいだことが好感され反発したが、その後は週末の手じまい売りや月末のリバランス(資産の再配分)に伴う売りでマイナス圏に転落した。

日経平均は前営業日比146円銭高と反発スタートした後、徐々に上げ幅を縮小しマイナスに転じた。米国市場で全米自動車労働組合(UAW)のストライキや米政府機関の閉鎖が警戒されたことから、週末の手仕舞い売りが優勢となった。米長期金利が再び上昇基調に転じたことや、時間外取引での米株先物3指数がマイナス圏となったことも重しとなった。

TOPIXは0.69%安の2329.24ポイントで午前の取引を終了した。日経平均に対し下げ幅が大きかった。東証プライム市場の売買代金は1兆7668億9100万円だった。

東証33業種では、海運、石油・石炭製品、電気・ガスなどの28業種が値下がり。精密機器、繊維などの5業種は値上がりした。

© Reuters.  9月29日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比36円28銭安の3万1836円24銭と、小幅に続落した。写真は都内にある東京証券取引所で2011年3月撮影(2023年 ロイター/Toru Hanai)

東洋証券の大塚竜太ストラテジストは「配当落ちで高配当銘柄の物色が一巡したほか、日経平均の採用銘柄の入れ替えや月末のリバランスが行われており、国内独自の需給要因で売られている」との見方を示した。このところの日米の長期金利上昇を受けて、月末にかけて株式のウェートを下げるファンドは少なくないという。

主力株では、デンソー、セコム、ホンダ、豊田通商が軟調。東京エレクトロン、アドバンテスト、TDKはしっかりだった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが587銘柄(32%)、値下がりは1185銘柄(64%)、変わらずは59銘柄(3%)だった。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます