【小幅高となる】20550-20750円のレンジを想定=フィスコ村瀬 智一 シカゴ先物にさや寄せする格好から買いが先行し、その後はボリンジャーバンドの+1σ辺りでの攻防になりそうだ。
ただし、バンドが収れんしてきており、煮詰まり感が台頭。
一目均衡表では雲を上放れつつあり、上値をい冴えられている転換線をクリアしてくるようだと、リバウンド基調が強まる可能性。
もっとも、米国市場では薄商いが続いているが、17日の東京市場についても東証1部の売買代金は4ヶ月ぶりに2兆円を下回っている。
特に海外投資家は9月の第1月曜日の米レイバーデー(労働者の日)までは、休暇に入る参加者が多く、商いが減少しやすいとみられている。
もうしばらくは、こう着相場が続きそうである。
20550-20750円のレンジを想定。
【小幅高となる】指数こう着、インバウンド関連に商い集中か=フィスコ田代 昌之 円建てCME先物は前日の225先物比40円高の20670円。
為替市場では、ドル・円が124円30銭台、ユーロ・円が137円70銭台(8時00分時点)。
外部環境で目立った動きが観測されないうえ、国内も手掛かり材料難。
先物、現物市場ともに昨日同様、薄商いの相場展開となろう。
商いが薄くなれば1000枚ほどのまとまった売りで地合いが一気に変化する可能性はあるが、しっかりの日本株に対してリスクをとって売りを仕掛ける主体は少ないか。
本日は20600円台での静かな一日となりそうだ。
決算発表が一巡しているが、昨日ドンキ (TOKYO:7532)、エイチ・アイエス (TOKYO:9603)の決算内容が伝わっている。
ともにインバウンド関連銘柄の一角だが、決算内容はほぼノーサプライズか。
昨日のGDP速報値では個人消費の減速が話題となった。
今後、訪日観光客をターゲットとしたビジネス展開はますます活発化しそうだ。
明日14時には7月の訪日外国人客数が発表されることから材料難の本日は関連銘柄の動向が注目されよう。