[ソウル 5日 ロイター] - 韓国の現代自動車と傘下の起亜は5日、米国で販売する電気自動車(EV)の充電規格として、米EV大手テスラの充電規格「NACS」を採用すると発表した。
NACSは米自動車大手フォード・モーター、ゼネラル・モーターズ(GM)、日産自動車も採用するなど、業界の標準規格になりつつある。
現代と起亜の米国向けEVの新車には2024年第4・四半期以降、NACSの充電ポートが搭載される。両社はまた、別の充電規格「CCS」を搭載しているEVには、2025年第1・四半期に充電アダプターを提供し、テスラ規格の充電網に対応できるようにすると説明した。
米エネルギー省によると、NACSは米国で広く利用されており、急速充電器の約60%を占めるという。