[東京 16日 ロイター] - 16日の東京株式市場で良品計画が続伸し、一時14%超高となった。年初来高値を更新し、2021年11月以来の高値圏で推移している。13日に市場予想を上回る通期の連結業績予想を発表し、好感されている。
市場では「底堅い回復が確認でき、株価は素直に反応している。期初は商品の値上げや中国でのゼロコロナ政策で期待が下がっていただけに、アク抜けも意識されやすい」(国内証券アナリスト)との声が出ている。
2024年8月期の連結営業利益は前年比44.9%増の480億円と、過去最高を見込む。国内外で出店を加速、国内事業に加え、中国大陸など東アジア事業、東南アジア・オセアニア事業も増収増益となる。IBESがまとめたアナリスト13人のコンセンサス予想の平均値は394億円だった。