[15日 ロイター] - 米薬局チェーン大手ライト・エイドが15日、連邦破産法11条の適用を申請した。
同社は麻薬鎮痛剤「オピオイド」の乱用を助長したとして訴訟を起こされている。
ニュージャージー州連邦破産裁判所に提出した書類によると、資産と負債は推定10億─100億ドル。
同社は全米17州で2000店舗以上を展開している。
米司法省は3月、ライト・エイドがオピオイドなどの規制薬物を不正に調剤し「危険信号」を見逃したとして提訴した。
米疾病対策センター(CDC)によると、米国では1999年以降、薬物の過剰摂取で90万人以上が死亡。オピオイドによる死者が目立っている。