[チューリヒ 20日 ロイター] - スイスの金融大手UBSは20日、クレディ・スイス買収に伴い、それぞれの国内事業部門に同一メンバーで構成する取締役会を置く体制に変更すると発表した。
UBS、クレディ・スイスの国内部門どちらも新たにロジャー・フォンメントレン氏が会長に就く人事を合わせて発表した。40年以上UBSに在籍してきた同氏はスイス国内の富裕層向け銀行部門トップなど複数の役職経験がある。
取締役会の体制は11月1日付で変更する。
UBSとクレディ・スイスは来年に合併手続きを完了する見込みで、取締役会の新体制を通じて業務執行の監督で「緊密な連携」を図るとした。