Dimpal Gulwani
[ベンガルール 20日 ロイター] - インドの電子決済サービス「Paytm(ペイティーエム)」を手がける「ワン97コミュニケーションズ」が20日発表した第2・四半期決算(7─9月)は、金融サービス事業の順調な融資増に支えられ、4四半期連続で営業黒字となった。
売上高は32%増の251億9000万ルピー(3億9600万ドル)で、前年同期の191億4000万ルピーから増加した。ただ、伸びは76.2%増を記録した前年同期水準を下回った。
インドの祝祭シーズンは10月のディワリ前後に始まる。通常、贈答用の衣料品購入などが増え、ペイティーエムのような電子決済を利用する消費者が増えている。
同社は、前年は第2・四半期に計上された祝祭シーズンのオンライン売上高が今年度は第3・四半期に計上されると説明した。
営業利益は15億3000万ルピー。前年同期は16億6000万ルピーの赤字だった。