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三井住友FG、太田純社長が死去 中島副社長が代行

発行済 2023-11-27 09:15
更新済 2023-11-27 12:09
© Reuters.
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Shinichi Uchida Ritsuko Shimizu

[東京 27日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループは27日、太田純社長(グループCEO)が25日に死去したと発表した。死因はすい臓がん。65歳だった。当面の間、中島達副社長が職務を代行し、近く後任の社長を選定する予定としている。

太田氏は「アジアに第2、第3の三井住友銀行を作る」とし、アジアでの金融機関への出資を進めたほか、米証券会社ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループとの資本・業務提携を行うなど、同社の海外展開をけん引してきた。国内では、SBIホールディングスへの出資なども行い、金融以外の事業への幅も広げた。

© Reuters.  11月27日、三井住友フィナンシャルグループは太田純社長(グループCEO・写真)が25日に死去したと発表した。写真は2018年12月、都内で撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

通夜・告別式は近親者のみで行う。後日、お別れの会を行う予定。

太田氏は1982年に住友銀行(現三井住友銀行)に入行、2019年から三井住友FG社長を務めていた。20年からは経団連の副会長も務めている。

*写真を追加して再送します。

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