［パリ ６日 ロイター］ - ⽇産自動車と三菱自動車は、仏ルノーの電気自動車（ＥＶ）新会社「アンペア」にそれぞれ最大６億ユーロ、最大２億ユーロを出資することを確認した。
ルノーのプレゼンテーションで６日明らかになった。アンペアは来年、上場する予定。
日産の内田誠社長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）は記者団に、日産がアンペアの「戦略的投資家」になると発言。アンペアのソフトウエア、コネクティビティー分野のイノベーションを欧州以外の市場で活用する可能性があると述べた。世界的なＥＶ開発を単独で手掛けるのは非常に厳しいとの認識も示した。
プレゼンテーションによると、日産はルノーの循環経済活動に出資することも検討している。
ルノーのルカ・デメオＣＥＯは、アンペアが日産向けに生産する「マイクラ」はコストが５０％下がるとの見込みを示した。
ルノー、日産、三菱自のアライアンスは中南米とインドでの共同プロジェクトを確認した。