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米イーライリリーの肥満症薬、投与中断から約1年でリバウンド=試験

発行済 2023-12-12 13:50
更新済 2023-12-12 14:10
© Reuters.  12月11日、米医薬品大手イーライリリーの肥満症治療薬「ゼップバウンド(一般名チルゼパチド)」の投与を中断した患者の体重が、約1年後にかなりリバウンドしたことが、医学誌
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[11日 ロイター] - 米医薬品大手イーライリリーの肥満症治療薬「ゼップバウンド(一般名チルゼパチド)」の投与を中断した患者の体重が、約1年後にかなりリバウンドしたことが、医学誌JAMAに11日掲載された試験結果で明らかになった。

データによると、糖尿病でない肥満症の患者が、ゼップバウンドの8カ月の治療コースからプラセボ(偽薬)に切り替えたところ、1年程度で体重が14%戻った。

一方、ゼップバウンドの投与を継続した患者は、52週間で体重がさらに5.5%減少した。

チルゼパチドは肥満症薬として「ゼップバウンド」、2型糖尿病薬としては「マンジャロ」の商標でそれぞれ販売されている。

いずれもデンマーク製薬大手ノボノルディスクの肥満症薬「ウゴービ」、「オゼンピック」と同じGLP-1受容体作動薬というクラスに属し、食後の膨満感を長続きさせる作用がある。

ノボノルディスク幹部は3月、ウゴービなどの減量薬の投与を中断した患者は約5年で元の体重に戻る恐れがあると述べていた。

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