Shinichi Uchida
[東京 12日 ロイター] - 大江戸温泉リート投資法人は12日、資産運用を委託する大江戸温泉アセットマネジメントの全株式をアパホールディングス(東京都港区)が取得することになったと発表した。財務基盤の強化が課題だった同投資法人に対し、アパグループによる財務支援やグループ保有物件に関する不動産情報の優先的な提供などが期待できるとしている。
株式譲渡は19日の予定で、資産運用会社の社名は「大江戸温泉」を含まないものに変更する予定。投資法人と大江戸温泉物語グループのサポート関係などは継続する。
投資法人によると、アパグループはホテルチェーンとして全国最大で、信用力を背景に主要金融機関と良好な関係を構築しているという。