[香港 27日 ロイター] - 香港の不動産大手、新世界発展と中国国有の不動産大手、華潤置地は27日、香港の「ノーザンメトロポリス(北部都会区)」に来年、住宅約1800軒を共同で建設すると発表した。
関係筋によると、今回の共同プロジェクトの推定市場価値は100億香港ドル(12億8000万ドル)。
ノーザンメトロポリスの構想は、香港政府が2021年に発表。慢性的な住宅不足を緩和するため、250万人分の住宅の供給を目指す。新たなビジネス街もつくる計画だ。
今回の共同プロジェクトの調印式には、中国政府の出先機関である中央政府駐香港連絡弁公室の関係者も出席した。