[ワシントン 28日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)は28日、米ボーイングが主力旅客機「737MAX」について、方向舵制御システムのボルトの緩みが生じている可能性を点検するよう各航空会社に要請していると発表した。
FAAによると、国際線運航会社が整備中にナットがなくなったボルトを発見したことを受け、ボーイングは各社に点検を呼びかけた。また、ナットが適切に締め付けられていない未納機も新たに確認されたという。
FAAは、737MAXを巡る状況を「注意深く監視」しており、さらなる問題が発見された場合には追加措置を検討するとした。
米株式市場午前の取引で、ボーイングの株価は1%超下落した。