プレミアムデータをご提供:最大 50% 引きでInvestingPro特別セールを請求する

エムアップ Research Memo(9):2024年3月期の業績予想を据え置き、通期でも増収増益を見込む

発行済 2023-12-29 16:39
更新済 2023-12-29 16:46
© Reuters.
3661
-
*16:39JST エムアップ Research Memo(9):2024年3月期の業績予想を据え置き、通期でも増収増益を見込む ■業績見通し

1. 2024年3月期の業績予想
2024年3月期の業績についてエムアップホールディングス (TYO:3661)は、現時点で期初予想を据え置き、売上高を前期比9.8%増の17,500百万円、営業利益を同20.5%増の2,500百万円、経常利益を同20.9%増の2,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同37.2%増の1,500百万円と増収増益を見込んでいる。


上期に引き続き、ライブ、コンサートの回復のもと、新規FC開設に伴う課金会員数の増加や「EC事業」「電子チケット事業」の拡大が業績の伸びをけん引する想定である。
特に下期は大型FCを含めて、新規案件の開設が多数予定されているほか、既述のとおり、韓国ファンプラットフォーム企業との合弁によるサービス開始(2024年2月)も予定している。


利益面でも、電子チケットや新規事業等への開発投資、人材関連等への先行費用を予定しているものの、収益性の高い「EC事業」の伸びや一人当たりの単価向上等により高い利益成長を実現する。
また、上期業績(特に利益面)が順調に進捗していることを鑑み、今後の新規事業の立ち上がりの状況を見ながら適宜見直す方針としている。


2. 弊社の見方
弊社でも、上期業績の順調な進捗に加え、下期においても課金会員数の増加や「EC事業」の拡大、「電子チケット事業」の伸びがそれぞれ期待できることから、同社の業績予想の達成は十分に可能であると見ている。
特に利益面ではアップサイドの着地点(上振れ幅)を探る展開を予想している。
韓国プラットフォーム企業との合弁による新サービスの立ち上がりのほか、海外IP獲得、中国でのFC事業展開など、グローバル戦略の加速化に向けた動きにも注目したい。
なお、大手芸能事務所のスキャンダルに見舞われる音楽・芸能業界においても、アーティストとファンとの関わり方の変化を先取りし、ファンダム形成のための様々な取り組みを進めてきた同社にとって大きなマイナス材料は見当たらず、むしろ業界における同社プラットフォームの役割(プレゼンス)が一段と重要になってくるものと判断している。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます