Stephen Nellis
[4日 ロイター] - 米半導体大手クアルコムは4日、複合現実(MR)・仮想現実(VR)ヘッドセット向けに同社が設計した新たなコンピューティングチップを韓国サムスン電子と米アルファベット傘下グーグルが使用する計画だと発表した。
クアルコムのチップ「Snapdragon XR2+ Gen 2」は、ヘッドセット搭載カメラ12台からのデータフィードを処理できる。
現実世界と仮想世界を融合させて見せるMRヘッドセットは、アップルの「ビジョンプロ」発売に伴い、販売競争が今年過熱するとみられている。
TFインターナショナル・セキュリティーズのアナリスト、ミンチー・クオ氏は、アップルが今月中か2月上旬にビジョンプロを発売する可能性があると述べた。
グーグルとサムスンは、どの製品にクアルコムの新型チップを使用するのか明らかにしていない。