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米エヌビディア、中国向けAI半導体を第2四半期に発売=関係筋

発行済 2024-01-09 14:50
更新済 2024-01-09 14:54
© Reuters. 米半導体大手エヌビディアは米政府の輸出規制に対応した中国向け人工知能(AI)用半導体「H20」の量産を2024年第2・四半期に開始する計画だと、複数の関係者が8日に明らか
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Yelin Mo Fanny Potkin

[北京/シンガポール 8日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアは米政府の輸出規制に対応した中国向け人工知能(AI)用半導体「H20」の量産を2024年第2・四半期に開始する計画だと、複数の関係者が8日に明らかにした。

H20は昨年10月に強化された規制を順守するため、エヌビディアが開発している中国向け製品3種類のうち最も性能が高い。

当初は昨年11月に発売される予定だったが延期された。

関係者によると、最初の生産量は限定的にとどまる見通しで、エヌビディアは主に大手顧客の注文に応じるという。

© Reuters. 米半導体大手エヌビディアは米政府の輸出規制に対応した中国向け人工知能(AI)用半導体「H20」の量産を2024年第2・四半期に開始する計画だと、複数の関係者が8日に明らかにした。写真はスマートフォン上のエヌビディアのロゴ。(2024年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration/File Photo)

エヌビディアはコメントを控えた。

同社はH20に加え、新たな規制に準拠した「L20」と「L2」も投入する予定だが、いずれの製品の発売についても発表していない。

調査会社セミアナリシスの分析によると、これらの3種類の半導体はAI関連作業用の最新機能のほとんどを備えているが、新たな規則に対応するために計算能力が削減されている。

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