[18日 ロイター] - 米国株式市場は反発して取引を終えた。エヌビディア など半導体関連株が人工知能(AI)向け需要拡大への期待から堅調となった。一方、早期利下げ観測後退により公益事業や不動産銘柄が売られた。
半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の米上場株が急伸。18日の決算発表で、2024年はAI向け半導体の好調で20%超の増収を確保するとの見通しを示したことが好感された。
エヌビディアは取引時間中の過去最高値を更新。ニューヨーク市場の売買代金トップとなった。競合するアドバンスト・マイクロ ・デバイセズ(AMD)も最高値を付けた。
アップルも急伸。バンク・オブ・アメリカ(BofA)グローバル・リサーチが投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に引き上げたことが買い材料。これが寄与し、S&P500情報技術株は過去最高値を更新した。
S&P総合500種を含む主要3株価指数がそろって上昇した。