[モスクワ 22日 ロイター] - ロシア連邦独占禁止局(FAS)は22日、米アップルがアプリ内決済に関する独占的な地位を乱用した疑いで課された罰金12億ルーブル(約1365万ドル)をロシアに支払ったと発表した。
アップルは現時点でコメント要請に応じていない。これまではFASの判断に同意しないとの見方を示していた。
FASによると、アップルは1月19日に罰金を支払い、その資金はロシア連邦予算として使用されるという。
FASは昨年2月、アップルがモバイルアプリ市場で独占的な地位を乱用し、ロシアの反トラスト法(独禁法)に違反したとして9億0600万ルーブルの罰金を支払ったと発表していた。