[22日 ロイター] - 米アルファベットは傘下の先端技術研究部門で数十人規模の人員削減を行っており、同部門での資金調達を巡って外部の投資家と接触している。ブルームバーグ・ニュースが22日、関係者の話として報じた。
報道によると、Xとして知られる同部門は過去数カ月、ベンチャーキャピタルやその他の投資家との間で資金調達に関する話し合いを活発化。同部門は社内や外部からの支援を受けながら各プロジェクトを独立スタートアップとして容易にスピンアウトできるよう、新たな構造を模索しているという。人員削減の対象は主にサポート部門としている。
同部門の広報担当者はロイターに対し「Xは気候変動やコネクティビティといった世界的な課題に取り組んでおり、壮大な計画を実現する方法を効率化する道筋を常に模索している」と述べた。