[22日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズは22日、写真共有アプリのインスタグラムやSNSアプリのフェイスブック(FB)について、欧州の利用者はアプリ間で情報を共有するかどうか選べるようになると発表した。欧州連合(EU)の「デジタル市場法(DMA)」順守に向けた取り組みの一環。
今後数週間かけて利用者に通知する。ブログ投稿で明らかにした。
DMAに基づき、メタを含むIT大手は3月7日までに自社サービスを競合他社と同様の待遇にすることが義務付けられる。
対話アプリのメッセンジャーについても、利用者がFBのアカウントとひも付けるか、それぞれ別のアカウントを持つかどうかを選べるようになる。
インスタとFBのアカウントをひも付けている利用者は別々に管理することが選択できるようになり、二つのアカウントの情報は共有されなくなる。
また、FBアカウントとメタのゲームやマーケットプレイスなど他のサービスとの間で情報共有するかどうかも選択できるようになる。