[上海 23日 ロイター] - 23日の株式市場は、前日付けた5年ぶり安値近辺で推移している。中国国務院(内閣)が市場の信認を支えるためにより強力で効果的な措置を講じると表明したものの、方向感に欠ける展開となっている。
上海総合指数は0.3%安で寄り付いた。上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数も0.3%安で取引を開始した。ただその後、約0.5%上昇している。
ハンセン指数は0.5%上昇して寄り付いた。
李強首相が議長を務める閣議は22日、「中国は景気回復の上昇傾向を確固たるものとし、資本市場の安定的で健全な発展を促進する」との方針を表明。市場への中長期的な資本を増やし、市場の「内部の安定」を強化すると訴えた。