[サンパウロ 24日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は24日、今年から2028年にかけてブラジルで「サステナブル・モビリティ(持続可能な車社会)」の強化に向けて、70億レアル(14億2000万ドル)を投じる方針を明らかにした。
GMはこの投資で同社のブラジルの自動車ポートフォリオを「全面的に刷新する」とともに、技術開発を進め、新規事業を創出すると説明した。また新たな投資サイクルの一環として、同国における競争力と、事業と製品のサステナビリティーを高めることを目指す。
ブラジルでの電気自動車(EV)とハイブリッド車の生産開始時期の見通しは明らかにしていない。この決定は現地市場の展開状況に応じて行うという。
今回の発表はブラジル国内産業の活性化に力を注いできたルラ大統領にとって勝利となる。