Steven Scheer
[エルサレム 24日 ロイター] - 米アルファベット傘下のグーグルは24日、イスラエルのハイテク企業とパレスチナの企業を支援するため800万ドルを投資すると発表した。イスラエルとパレスチナのイスラム組織ハマスの戦闘下で、小規模企業が資金確保を必要としているためとした。
イスラエルの人工知能(AI)新興企業とパレスチナの新興企業などに400万ドルずつを充てるという。
これとは別に、同社は地域と国際的な非営利組織と協力し、パレスチナの小規模企業1000社に融資などを提供。さらにパレスチナ地域のハイテク新興企業50社に設立資金を支援するという。
これにより、パレスチナ人4500人の雇用の保護と新たな雇用創出が期待できるとした。
同社はこれまで、イスラエルの救急活動とパレスチナ自治区ガザの人道支援に数百万ドルを寄付している。