[25日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズは25日、写真投稿アプリのインスタグラムとSNSアプリのフェイスブック(FB)で、不適切なダイレクトメッセージ(DM)から若者を保護する対策を強化すると発表した。
メタの元従業員が米議会上院での証言で、同社が10代の利用者に対するハラスメントなどを把握していたにもかかわらず、対策を講じなかったと主張したことを受け、規制当局による追及が強まっていた。
メタは、インスタでは10代の利用者がフォローしていない、またはつながりのない利用者からのDMが初期設定では届かないようになると説明。アプリ上で特定の設定を変更するには保護者の許可が必要になるという。
また、対話アプリのメッセンジャーでも、16歳未満(一部の国では18歳未満)の利用者に対しては、FBの友達や携帯の連絡先を通じてつながっている利用者からのメッセージしか届かなくなる。