[5日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラの株価は5日、3.6%安で取引を終えた。ドイツのソフトウエア大手SAPがテスラ車を今後購入する予定はないと報じられたことや、パイパー・サンドラーが今年の納車見通しが低迷するとして目標株価を引き下げたことを受けた。
独紙ハンデルスブラットによると、SAPは納車の遅れと価格の変動のため、テスラからの社用車調達を打ち切る。
これとは別に、パイパー・サンドラーは今年の納車台数を193万台と予想。その成長率は約7%で、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が約3年前に設定した年間50%という長期目標を大きく下回る。