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TSMC、熊本に第2工場建設へ トヨタやデンソーなど追加出資

発行済 2024-02-06 19:59
更新済 2024-02-06 20:36
© Reuters. 半導体受託生産の世界大手、台湾積体電路製造(TSMC)は6日、日本で第2工場を建設すると発表した。ニューヨーク証券取引所で昨年9月撮影。(2024年 ロイター/Brendan McDermid/
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[台北/東京 6日 ロイター] - 半導体受託生産の世界大手、台湾積体電路製造(TSMC)は6日、日本で第2工場を建設すると発表した。日本事業での投資総額は200億ドルを超える見通し。

TSMCが過半出資する半導体受託製造子会社JASMに、トヨタ自動車、デンソー、ソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)が追加出資し、熊本県に第2工場を建設する。

© Reuters. 半導体受託生産の世界大手、台湾積体電路製造(TSMC)は6日、日本で第2工場を建設すると発表した。ニューヨーク証券取引所で昨年9月撮影。(2024年 ロイター/Brendan McDermid/File Photo)

第2工場は今年末までに建設を開始、2027年末までの稼働を目指す。

今回の追加出資でJASMの持ち分は、TSMCが約86.5%、SSSが約6.0%、デンソーは約5.5%、トヨタは約2.0%といなるという。

第1工場も含めたJASMへの設備投資額は200億ドル(約2兆9600億円)を超え、日本政府も支援する見通し。両工場の月間生産能力は10万枚(300mmウェーハ換算)以上となるが、生産能力は顧客の需要に応じて調整される可能性があるとしている。

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