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米交通当局、現代自・起亜車300万台のエンジン出火調査を完了

発行済 2024-02-08 09:58
更新済 2024-02-08 10:00
© Reuters.

David Shepardson

[ワシントン 7日 ロイター] - 米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は7日、韓国の現代自動車と傘下の起亜が生産した車両300万台のエンジン出火リスクに関する調査を終了したと発表した。

両社はエンジン出火問題に対応するため約300万台を対象に、これまでに8回のリコール(回収・無償修理)を実施している。

現代自動車は調査終了に満足しているとし、「潜在的な安全性の問題を積極的に特定し、対処することに全力を注いでいる」と述べた。

NHTSAは2019年に最初の調査を開始し、エンジン不具合による出火161件の報告を受け、2021年に調査を強化した。

NHTSAによると、リコールした車両の大半については修理完了後、出火の発生率が低下する一方、修理未完了の車両には「比較的高い出火率が見られる」と説明した。

現代自動車は昨年12月、NHTSAに対し、対象車両の全ての所有者へ、起亜は大半の所有者へ、今後3年間、8カ月ごとに修理を促す通知をそれぞれ送付すると述べた。

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