[アムステルダム 12日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は12日、人工知能(AI)について、文化を守りつつ経済的可能性を活用するためには、どの国も独自のインフラを持つ必要があるとの考えを示した。
ドバイで開催された世界政府サミットで、AIを他国任せにすることはできないと強調。エヌビディアはAIへのアクセスを「民主化」していると述べ「あとはイニシアチブを取り、業界を活性化し、インフラをできるだけ早く構築するだけだ」と語った。
また、AIの危険性を巡る懸念は過度に誇張されていると述べ、自動車や航空など新しい技術や産業が規制に成功していることを指摘した。