[12日 ロイター] - 武田薬品工業は12日、同社が開発した好酸球性食道炎(EoE)の経口治療薬が米食品医薬品局(FDA)に承認されたと発表した。
現在、EoEに対して使用されている治療薬は、フランスのサノフィと米国のリジェネロンが共同開発した注射剤「デュピクセント」のみ。経口治療薬の承認は、今回が初めてとなる。
この治療薬は「エオヒリア」の商品名で、2月末をめどに2ミリグラムのスティックパックで発売。11歳以上の子どもと成人に12週間投与する。
武田薬品は、卸購入価格を1カ月当たり1875ドルに設定している。