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欧州IT規制、米アップルとMSの一部サービスが適用除外

発行済 2024-02-14 07:20
更新済 2024-02-14 07:28
© Reuters.  2月13日、    欧州委員会は欧州連合(EU)の新たなIT(情報技術)規制を巡り、米アップルと米マイクロソフト(MS)の一部サービスを規制の厳しい「ゲートキーパー(門番)」

Foo Yun Chee Bart H. Meijer Martin Coulter

[ブリュッセル 13日 ロイター] - 欧州委員会は13日、欧州連合(EU)の新たなIT(情報技術)規制を巡り、米アップルと米マイクロソフト(MS)の一部サービスを規制の厳しい「ゲートキーパー(門番)」指定から除外すると発表した。

EUのデジタル市場法(DMA)はマイクロソフト、アップル、アルファベット傘下グーグル、アマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズ、バイトダンスに対し、自社のプラットフォーム上で外部のアプリやアプリストアを許可し、利用者が他社サービスに切り替えやすくすることを義務付けるとともに、自社サービスの優遇を禁止している。

欧州委は5カ月間の調査の結果、アップルの対話アプリ「アイメッセージ」、マイクロソフトの検索エンジン「ビング」、ブラウザー「エッジ」などがゲートキーパーサービスに該当しないと判断した。

アップルのアプリストアや基本ソフト(OS)「iOS」、ブラウザー「サファリ」、マイクロソフトのビジネスSNS(交流サイト)「リンクトイン」、OS「ウィンドウズ」は、引き続きゲートキーパーに分類される。

欧州委は、利害関係者の意見などを踏まえて徹底した評価を行ったと述べた。

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