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米S&P500社、決算でのAI言及率が過去最高=ゴールドマン

発行済 2024-02-16 13:43
更新済 2024-02-16 13:45
© Reuters.     米金融大手ゴールドマン・サックスのストラテジストチームは2月14日の調査ノートで、米S&P500種総合株価指数の構成企業のうち、最新の四半期決算発表で人工知能(AI)

Lewis Krauskopf

[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスのストラテジストチームは14日夜に公表した調査ノートで、米S&P500種総合株価指数を構成する企業のうち、最新の四半期決算発表で人工知能(AI)に言及した企業の割合が36%と、前期の31%から増えて過去最高に達したことを明らかにした。

14日時点で500社のうち360社が決算発表を終えていた。

S&P情報技術指数の構成企業は、前回と同じく大半がAIに言及した。また、S&Pエネルギー指数ではそうした企業の数が最も急激に伸びた。

「自社のAI製品、サービスへの強い需要」に触れた企業が複数あったほか、「多くの企業はAIを既存商品に織り込むことで、エンドユーザーの体験を向上させて需要をさらに拡大しようと模索している」という。

ゴールドマンによると、企業はまた、短期的にAI関連の設備投資や研究開発費が増えるとの見通しを示した。

ゴールドマンは、経営陣のAIに対する熱心さが個々の企業の株価にも反映されたと指摘。AI技術を追求もしくはAI技術を可能にする事業に携わる企業群は、年初から2月14日までの株価上昇率が、S&P500社の単純平均よりも19%ポイント高かったとした。

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